耐滑性に優れた床材

フロアコーティングの硬度と耐滑性(ワンちゃんの滑りにくさ)はトレードオフの関係と思っています。

硬いコーティングは耐滑性が低い、​柔らかいほど耐滑性は高い。

​あたりまえですよね、ガラスは硬いけれど滑る、スポンジは柔らかいけれど滑らない。かといってガラス面をザラザラにして耐滑性を高めると施工後のクレームとなります。​

​柔らかいと耐久性が劣るので、耐滑性と耐久性を両立しなければなりません。どこまで耐久性を高めながらも耐滑性を高めるかが塗料開発のキモというわけです。

​弊社のペット対応フロアコーティングでも「ペットの体重が軽い」「脚の接地面積が少ないペット」場合、滑るのを完全に防止するのは難しいです。

​ただ確実に言えるのは「滑る事を少なくする」ことはできます。

 

​個人的には「シリコン系」と「UV系」が(現時点では)耐滑性を高める塗料だと思っています。

​しかし弊社では「シリコン系」のみを採用しています。

 

​弊社がUV系を採用しない理由はたった一つです。「仕上がりが嫌いだから」(あくまでも個人的な理由です(笑))です。

​もうここの判断は個人的な理由のみですね。

 

​わかりやすく「ネイル」を例に説明をしますと、

​UV系は「ジェルネイル」です。一方シリコン系は「マニキュア」です。(※これを読んでいるのが男性であれば奥様にお聞きください)

​ジェイネイル=紫外線で固めるので奇麗な「盛り感」でポッてりとしています。しかし何かしら人工的であり、いざという時のメンテナンス性に劣る。


UV系のフロアコーティングはジェルネイルと全く同じやりかたです。
​(シリコン系がマニキュアと例えましたが、除光液でフロアコーティングは剥離しません)

だから採用しておりません。

 

UV系フロアコーティング会社様をけなしているわけではありません。

UV系は耐久性がシリコン系よりもありますし、ポッてりとした仕上り感が好きな人にはたまらないと思っています。

 

ここでの話は「そこはそこ、ここはここ」という意味です。個人的に嫌いなだけです(笑)

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